Microvascular Reserch Center Training Program

岡山大学形成外科では、マイクロサージャリーの技術開発とトレーニングを目的として
Microvascular Research Center (MRC)を設立し、独自のトレーニングプログラムを確立しております。
Microvascular Research Center Training Program(MRCP) とは?
マイクロサージェリー技術を習得するための岡山大学式トレーニングプログラムです。当医局に入局した医師もこのプログラムに沿って訓練を行っており,手術成績の向上に貢献しています.
MRCPでは段階ごとにそれぞれ目標時間・成功率などが設定されていて,その目標時間・成功率をクリアすることによって,次のステージに進む事ができます.
最も効率的な技術習得をめざし,毎年プログラムの改訂を行っています.
当センターでマイクロトレーニングをご希望の先生方へ
岡山大学形成外科では,医局外からもマイクロサージャリートレーニングの希望者を受け入れています.過去には,他医局の形成外科医のほか,整形外科や脳外科の医師も当科のMRCPに参加されました.さらには国境を越えて,ミャンマーやネパールなど海外から留学されるドクターもおられます.
実際の手術手技,再建手技について勉強したいという方には,1〜2年間の国内留学という形で受け入れをおこなっています.ご希望の方は当医局までご連絡下さい.
International Microsurgery Simulation Society
IMSS
マイクロトレーニング受講生の声
受講前、マイクロの技術は特別な人にしかできない、すごくハードルの高いものという印象がありました。実際にトレーニングを開始し、徐々に動きに慣れ、手が震えなくなり自分のスタイルができていきました。また成長が停滞したと感じた時やうまく行かない時には監督の先生やすでに合格している先輩方に見てもらいアドバイスをいただける環境が整っていたのが、継続・合格に繋がったと思います。
現在実臨床ですでにマイクロデビューしています。至らないところは多々ありながらではありますが、このトレーニングが技術の土台でもあるし、自分の自信を支えるものでもあるように感じています。
(2026年度 専攻医3年目)
マイクロの練習は研修医の時にシリコンチューブで少ししていましたが、独学で動画などを見ての練習のみでした。今回のトレーニングで初めて指導医の先生に直接手技を見てもらい、意見をいただくことができ、とても参考になりました。また、ラットの血管吻合で初めて生体の血管を縫いましたが、剥離や外膜の処理、側副血管の位置によって吻合する場所を工夫するなど、実践的で、血管吻合という手技の奥深さを感じることができました。トレーニング後は、手術中に指導医の先生の血管吻合を見ても、より多くのことに意識が向くようになり、学びが多くなったと感じます。
(2026年度 専攻医1年目)

岡山大学形成外科医学研究インターンシップ(医学生へのご案内)
R8年度より受け入れ再開予定です。
![]() Stage 1 シリコンチューブ切断したシリコンチューブ(直径1mm)を縫合し、つなぎ合わせる。器具の扱いや基本手技になれることが目標。 | ![]() Stage 2 鶏肉鶏肉(手羽元・手羽先)を用いて血管縫合を行う技術を学ぶ。鶏手羽元の血管は直径1〜2mm。シリコンチューブと違い、実際の血管は柔らかく弾力がある。 | ![]() Stage3aラット大腿動静脈Stage3では,生きたラットの血管を吻合する.使用するのは直径約1mmの大腿動静脈である.Stage2までとは違い, 吻合をするだけではなく血流の再開通が目標となる. 吻合の間隔が粗いと血液が漏出し, 血管内壁を傷つければ血栓を生じ閉塞するおそれがある. 慎重さと正確さが求められる. 血管吻合だけではなく, 切開, 止血, 剥離, 皮膚縫合など, 実践的な外科手技も同時に習得することができる. | ![]() Stage3b ラット鼠径皮弁Stage 3bではラットの鼠径に皮弁を作成し, 血管茎を一旦切断した後再吻合する. 血管が長期開存すれば皮弁が生着する. |
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