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頭のかたち電話相談

 岡山大学形成外科では2020年より電話相談を開始し、現在まで赤ちゃんの頭のかたち(向き癖変形、絶壁頭)について、ヘルメット治療をはじめとした電話相談を多くいただいております。

 

 当院形成外科では頭のかたち外来(毎週金曜日)を開設し、ヘルメット療法のご紹介をしておりますが、ヘルメット療法は生後6か月までに開始することがより良い改善効果を得るのに大切な条件となっております。

 

 また、ヘルメットを実際に装着できるまで、最短でも外来受診から3週間程度(ヘルメット業者への予約+ヘルメット作成期間)を要するため、逆算すると生後5か月になる前までには外来を受診されることが推奨されます。

 

 もちろん、生後半年を過ぎてもヘルメット療法を開始することは可能であり、実際は生後7か月以降で開始される方も大勢おられますが、その場合は月齢が進むごとにヘルメット治療の効果が減っていくため、頭の変形が気になったらなるべく早くに受診されることをお勧めします。

 

 現在、電話相談は2週~1ケ月程度お待ちいただいている状態ですが、電話相談の後に頭のかたち外来を受診しようかと考えておられる場合、この待機期間分だけ、ヘルメット治療が遅れてしまうことになりかねません。

 

 更に、頭のかたちの変形には、病的でない向き癖や絶壁頭のほかに、稀ながら頭の骨の病気(頭蓋骨縫合早期癒合症)で変形が生じることがあり、その場合も早期発見、早期治療が重要となります。

 

以上の点から、赤ちゃんの頭のかたちに関しては、電話相談を経ずに直接「頭のかたち外来」への紹介受診をされることをお勧めします。